Firebirdは、MySQLやPostgreSQLなどと同じオープンソースのデータベースです。
Borland社がオープンソースとして公開したInterBase 6.0がもととなっています。
データベースのイメージがつかめるように
Firebirdの構成を簡単に表した図を次に記載します。
次に、Firebirdの特徴を説明します。
Firebirdは誰でも簡単に利用できるような以下の特徴を持っています。
- インストール・管理が簡単
簡単にインストールすることができます。
また、1データベース:1ファイルの構造のため、管理が簡単です。
バックアップの際には1ファイルをコピーするだけです。 - 軽量なデータベース
Firebirdのインストールに必要なディスク容量は約20MB程度、
データベースは600KB程度で作成できます。 - 商用利用でも無償で利用可能
Firebirdを組み込んだパッケージを販売しても、Firebird使用料は発生しません。
分かりやすいライセンス形態です。 - 開発したアプリケーションの組み込みデータベースとして利用可能
Firebirdを利用したアプリケーションを配布する際には、
ユーザにデータベース環境を構築してもらう必要がありません。
配布するアプリケーションと共に組み込み用Firebirdを配布するだけです。
Firebird初心者講座 目次
- Firebirdデータベースの質問にも回答してくれるQAサイト
→エンジニア特化型Q&Aサイト「teratail」
IT系に特化してるのでかなり便利。 - Firebirdはじめに
Firebirdとは?
起動と停止
インストール
環境変数PATHの設定 - データベース作成・接続
ユーザ作成
データベース作成
データベース接続
テーブル作成
データの追加と参照 - メンテナンス・バックアップ
バックアップ・復元
スイープ - プログラムとの連携
Java(JDBC接続)
C++(IBPP)
OpenOffice Base(ODBC)
ODBCドライバのインストール - 管理ツールibWebAdmin
ibWebAdminとは?
ibWebAdminのインストール
ibWebAdminにアクセス
Firebird関連書籍
- Firebird徹底入門
Firebirdをやるなら必須!インストールから実際の運用方法、便利なツール、各言語からの利用方法など幅広く紹介されています。 - The Firebird Book~
アーキテクチャについて書かれていますが洋書。詳しく知りたい方なら読んでおくべき。 - オープンソースデータベースの導入と運用の実際
少し古いですが基本は今も同じ。中古で安く買えます。