入社1年目、新人で取りたいIT資格4つ!


IT系の資格はたくさんありますよね。
たくさんあってどれから取れば良いんだと悩む方も居ると思います。実は管理人もそうでした。どの資格から取れば良いか分からず「UMTPを取るぞ!」なんてテキストを購入した後で、部内でUML記法を使ってないことが分かり、テキスト代が無駄になってしまったことがありました。

せっかく資格を狙うからには役に立つ資格を狙いたいですね。今回は管理人がオススメする入社1年目で取得したい資格をご紹介します。

入社1年目、新人で取りたいIT資格!

  1. 基本情報技術者
    なんと言っても一番はやはりこの資格。会社によっては取得必須になっています。ベンダー試験ではなく公的試験ですし、ベンダー試験のように資格の有効期限がないのは嬉しいですね。

    ITに関する基本的な知識、論理的思考、更には経営に関する知識も身につきます。製品操作ではなく根幹となる知識が身につきますから今後の仕事内容に関係なく役に立つ資格です。

    なお、基本情報技術者を受けるのに自信がない方は、.com Master BasicITパスポートから勉強すると良いでしょう。
    .com Master Basicは好きな日に受けられるので力試しには最適です。

  2. LPIC Lv1
    LPIC Lv1を習得するとLinuxの仕組み、設定、操作、コマンドが一通り身につき、実務でも非常に役に立ちます。これは管理人自身の実体験ですね。

    チームにLinuxに詳しくない方が多かったので、チームで1番Linuxに詳しいという扱いになりました。Linuxに関わる仕事を優先的に頂けて更にスキルアップできました。

    @ITで行われた「2011年 ITエンジニアが選ぶ実務/キャリアアップに役立つ資格ランキング」のベンダニュートラル資格部門で文句なしの1位ですね。

  3. Oracleマスターブロンズ
    3位は正直言うと悩みましたが、Oracleマスターブロンズにしました。
    今の時代、データベースを使わないシステムはないと言って良いぐらいです。データベースで最もシェアのあるOracleの知識を身につけておくことは、非常に価値があります。アプリケーションの開発手法やプログラミング言語に流行や廃れはありますが、データベースはそれに比べるとトレンドが緩やかです。つまり、身に着けた知識が役に立つ期間が長いということです。
     
    じゃあ、なぜ、3位を悩んだのかというと、Oracleマスターブロンズで身につく知識に問題があります。Oracleの仕組みを理解することが望ましいのですが、OracleマスターブロンズはSQLとOracle管理ツールの使い方が主です。Oracleの仕組みがしっかりと身につくのはOracleマスターシルバーです。Oracleを勉強したいという方は2年目以降、Oracleシルバーを狙ってください。

  4. OCJ-P シルバー
    この資格を勉強することで、クラス・インターフェイスの扱い方やライブラリを理解することができます。ライブラリを理解することは非常に重要です。ライブラリとは、かんたんに言うと便利な関数たち。

    これを知らないと「こんなことやりたいけど、どう書けば良いのか」と悩んでしまったり、自前で一から作り始めちゃって非効率だったり。でも、ライブラリを知っていれば、「Javaにはこの便利な関数があるからこれを使えばできる!」と自分で気づける。 
    先輩も教える手間が省けるし、自分自身でもさくさくコーディングできるようになるので良いですね。
     
    さて、Java SE7になり資格試験体系が変わってます。
    旧体系はOCJ-A、OCJ-Pの2つでしたが、新体系はOCJ-P ブロンズ、シルバー、ゴールドの3つになりました。旧OCJ-Pはシルバーとゴールドに分割されています。
    ブロンズ(旧:OCJ-A)は変数宣言やループ、条件分岐、オプジェクト指向プログラミングを基礎を身に着けることを目的とした入門者向けです。新人研修でJavaをある程度理解できていれば、この資格試験を受けに行く必要はないです。
     
    従って、「シルバー」とつきますがOCJ-Pシルバーから狙っていくと良いでしょう。

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