Firebird初心者講座:インストール


インストール手順を説明します。Firebirdは各種プラットフォームに対応していますので
本ページでは、Windows、CentOS、Ubuntuのインストール手順を紹介します。

Firebirdには各種バージョンおよびClassic版、SuperServer版、embedded版がありますが
v2.0.xのSuperServer版を導入します。


Windows
Firebird公式サイトにあるバイナリをインストールします。

  1. トップページの”download”から”Firebird Relational Database”を選択します。

  2. “Download Firebird 2.0.5″を選択します。

  3. “Win32″の”Firebird 2.0.5.13206 1 win32.exe”を選択します。

  4. 数秒経つとダウンロードが始まります。
    始まらない場合は”Direct Link”を選択します。

  5. ダウンロードしたexeファイルを実行します。
    インストーラの言語は日本語がないため、”English”を指定し”OK”を押下します。

  6. “Next”を押下します。

  7. 規約内容を確認し、”I accept the agreement”を選択し”Next”を押下します。

  8. “Next”を押下します。

  9. インストール先が指定できます。必要に応じて変更し、”Next”を押下します。

  10. インストール内容を選択できます。データベースを導入するため
    “Full Installation of Server and development tools”を選択し、”Next”を押下します。

  11. スタートメニューに登録する名前を指定できます。必要に応じて変更し、”Next”を押下します。

  12. 管理方法、起動停止方法を選択できます。変更する必要がないならそのまま、”Next”を押下します。

  13. “Install”を押下します。

  14. “Next”を押下します。

  15. “Finish”を押下します。

CentOS
Firebird公式サイトにあるrpmパッケージをインストールします。

  1. Windows XPのインストール手順の1,2を参照してください。
  2. “Linux x86″の”Firebird 2.0.5.13206-0.i686.rpm”を選択します。

  3. “rootユーザ”からインストールにあたって必要パッケージが入っているか確認します。

    ※”パッケージ<パッケージ名>はインストールされていません”と表示された場合
    “yum install <パッケージ名>”コマンドで不足パッケージをインストールします。

  4. “rootユーザ”から”rpmコマンド”にてダウンロードしたrpmパッケージをインストールします。


Ubuntu

  1. Synapticパッケージを起動します。

  2. 検索ボックスに”firebird”と入力し、”検索”を押下します。

  3. firebird2.0-superを選択し、右クリックからインストール対象にします。

  4. “適用”を押下し、次の画面が表示されたら”マーク”を押下します。

  5. “適用”を押下します。

  6. firebirdのパッケージのインストール自体は完了です。
    “閉じる”を押下します。

  7. 初期設定を行います。
    rootユーザから次のコマンドを実行し、firebird管理者のパスワードを新たに設定します。

  8. “タブキー”で”はい”を選択し、”エンターキー”で決定します。

  9. 新たなパスワード入力後、”タブキー”で”了解”を選択し”エンターキー”で決定します。

Firebird初心者講座 目次

Firebird関連書籍

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