Open OfficeのBaseとは、MicrosoftのAccessのようなデータベースソフトです。
base自体、データベースとして使うこともできますがJDBCドライバやODBCドライバを使うことで
他のデータベースのフロントエンドとして利用することもできます。
本ページではBaseをフロントエンドとして、Firebirdを利用する方法を説明します。
なお、Linuxからは、(UnixODBC or Jaybird)経由でBaseに接続してもエラーが発生し
連携させることができませんでしたのでWindowsの手順のみ記載しています。
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こちらのページでODBCドライバのインストール・設定手順を説明しています。
Baseを起動すると、次のようなウィザードが表示されますので、
ウィザードに従って、設定を行います。
- Baseを起動します。
“既存のデータベースに接続”、”ODBC”を選択し、”次へ”を押下します。
- 登録してあるデータソースの一覧が表示されます。
適切なデータソースを選択し”OK”を押下します。
- “次へ”を押下します。
- “IBPhoenix Open Source ODBC Driver”のデータソース設定で
ユーザ名、パスワードを既に入力していますので、そのまま”次へ”を押下します。
- “はい、登録します”を選択すると次回Base起動時に表示されるデータベース一覧に
データベースファイルが表示されます。任意の項目を選択し、”完了”を押下します。
- ファイル保存ダイアログが表示されますので、データベースファイルの保存を行います。
- Firebirdデータベースのテーブルが表示されます。
Firebird初心者講座 目次
- Firebirdデータベースの質問にも回答してくれるQAサイト
→エンジニア特化型Q&Aサイト「teratail」
IT系に特化してるのでかなり便利。 - Firebirdはじめに
Firebirdとは?
起動と停止
インストール
環境変数PATHの設定 - データベース作成・接続
ユーザ作成
データベース作成
データベース接続
テーブル作成
データの追加と参照 - メンテナンス・バックアップ
バックアップ・復元
スイープ - プログラムとの連携
Java(JDBC接続)
C++(IBPP)
OpenOffice Base(ODBC)
ODBCドライバのインストール - 管理ツールibWebAdmin
ibWebAdminとは?
ibWebAdminのインストール
ibWebAdminにアクセス
Firebird関連書籍
- Firebird徹底入門
Firebirdをやるなら必須!インストールから実際の運用方法、便利なツール、各言語からの利用方法など幅広く紹介されています。 - The Firebird Book~
アーキテクチャについて書かれていますが洋書。詳しく知りたい方なら読んでおくべき。 - オープンソースデータベースの導入と運用の実際
少し古いですが基本は今も同じ。中古で安く買えます。