Firebird初心者講座:テーブル作成


“isql”コマンドを使用して
前のページで作成したデータベースにテーブルを作成します。

  1. データベースに接続していない場合は、”isql”コマンドを使ってデータベースに接続します。
    ※接続方法は”データベース接続”ページを参照してください。

  2. “create table”を発行して、テーブルを作成します。
    例として次のペットショップテーブルを作ります。

    サンプル:ペットショップテーブル
    列名 データ型 制約
    ショップ番号 数値(integer) 主キー
    ペットショップ名 文字列:32文字(varchar)  
    住所 文字列:128文字(varchar) ユニーク
    開店日 日付(date)  

    ペットショップテーブルは次の”create table”を発行して作ります。

    制約とは
    テーブルに格納するデータに制限を設定するものです。
    様々な制約があるため、ここですべての制約の説明は行いません。

    ・主キー制約
     レコードを一意に識別することができるデータしか入れることができず、
     重複した値を持つことができません。
     また、この列を未入力(NULL)でレコードを追加することはできません。
     主キー制約が設定される例として、”会員番号”があげられます。

    ・ユニーク制約
     レコードを一意に識別することができるデータしか入れることができず、
     重複した値を持つことができません。
     主キー制約とは違い、この列を未入力(NULL)のままレコードを追加することができます。

  3. “show table”で作成したテーブル一覧を確認します。

    まだ、1つしかテーブルを作成していないため、1つしか表示されません。

  4. “show table <テーブル名>”で作成したテーブルの構造を確認します。

    続いてテーブルにデータを登録する場合は、”レコードの追加と参照”ページを参照してください。

Firebird初心者講座 目次

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