プレゼンテーション


プレゼンテーションスキルとは

プレゼンテーションは自らの意思を他者に伝達するために行います。
プレゼンテーションスキルは大きく分けるとストーリー構成力、資料作成力、説明力に分かれます。

ここではプレゼン資料を書いたことが無い人を対象にどうすれば良いストーリー、良い資料が作れるかを説明します。

プレゼンテーションが役に立つ場面

部長への説明、取引先への説明などプレゼンテーションは重要な場面で訪れます。
また、日頃からメンバーへの自分の意思を伝えるために行います。プレゼンテーションがうまく出来ないと他者に誤解や情報共有不足というイメージを与えてしまいます。

ストーリー構成

プレゼン資料のストーリー構成は次の順番で作成します。
ストーリー構成を考えるには、ロジカルシンキングのスキルが役に立ちます。

  • プレゼンの目的を考える
    誰に何を伝えるためのプレゼンかを明確にします。また、説明時間がどの程度か知っておくと良いでしょう。

  • アウトラインを作成する
    アウトラインとはプレゼンの全体構成のことです。
    例えば、このサイトのアウトラインはTOPページ、SEスキルアップの道、
    ITスキル、ヒューマンスキル、学生向けコンテンツです。

  • 必要な情報の収集
    資料作成にあたって必要な情報を収集します。自分が分からないことがあれば調べて理解します。

  • 収集した情報の整理
    収集した情報をもとにアウトラインをもう一歩細かくして考えます。もし、必要があればアウトラインの見直しを行います。

資料作成

プレゼン資料はPowerPointで作ることが大半でしょう。PowerPoint自体の使い方が分からないと無駄な作業をしていたり便利な機能が知らないままということもあるかもしれません。

良いPowerPoint資料を参考にするのが上達の近道だと思います。
例えば、良い資料というのは次の構成になっています。

  • 内容は右から左、上から下
    人間は右から左、上から下にものを見ます。資料作成に熱中していると、気がつけば下から上を参照するように書いていることも。

  • 各ページのトーンを統一
    ページ構成、内容、デザインに統一感を出すべきです。例えば結論を今まで一番下に書いていたのに次ページから一番上に持ってきているというのは統一感がありません。
    デザインも統一感を出すと良いでしょう。ページ毎に背景やテキストの色がばらばらというのは良くありません。

  • 文章 < リスト < 表=図
    文章ばっかり書かれると分かりにくいものです。文章はリスト化しましょう。
    リストの各項目に書き足した説明書きが長くなるのであれば表を検討しましょう。

    また、一番良いのはイメージ図があること。図が一番伝わりやすいです。

  • 定量的に説明
    人に効果を説明するときに、定性的に「大きな効果があります」というのではなく定量的に「前年度比20%の効果があります」というのでは説得力が違います。グラフやマトリクス表を作ると良いでしょう。

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