僕の経験上、やっぱりSEは英語ができた方が有利ですね。
僕自身は海外の方と会話することができないのですが、最新技術を追うために積極的に英文を読むようにはしています。
ここでは、まずSEが英語を使う場面と、手軽にできる勉強方法を紹介します。
英語を使う場面
- 新技術に関する情報やマニュアルを探す、読む
新たな技術情報やマニュアルが翻訳されるまでには時間がかかります。
英語ができないと翻訳されるまで待たなければなりません。実は翻訳されないマニュアルが多数あります。海外サイトに情報を探しに行く習慣がないと、翻訳されない情報があることも知らないままとなります。
幸い、技術系の資料は、難しい形容詞や小説のような言い回しもなく専門用語はカタカナとして入ってきていますから、高度な英語力は要求されせん。
基本的な英文法とある程度の単語を知っていれば読むことは可能です。
会社や業務内容にもよりますが最低限このレベルにはなっておくと、新技術に取り残されないのではと思います。 - 海外のベンダーに問い合わせをする
「システムに導入しているソフトウェアが海外製。そして問い合わせ先が海外しかない。」というケースがあります。<英文メールを書くときのルールはネットを探せばすぐに見つかります。あとは、簡潔な英文が書けるスキルが求められます。 - 会議、オフショア指揮、現地へ出張
外資系企業との打ち合わせで海外の方と同席する機会や、オフショア開発の指揮をとる人は英語でコミュニケーションをとる必要が出てくるでしょう。
近頃は、協力会社のメンバーが海外の方ということも珍しくなくなりました。また、製造業や銀行等は海外に進出しています。その関連会社であれば現地法人に行くこともあるかもしれません。
SEならではの学習方法
- 英語マニュアルを読む
例えば、LinuxであればCentOSのマニュアルが良いですね。
LPIを取得している方であれば、すぐに読めるのではないでしょうか。日本語化されてないマニュアルは読んでおきたいですね。 - google検索で英語圏も調べる
技術的な内容の調べ物をしているときに、少しマイナーなものだと日本では見つからない場合があります。意外と英語圏まで広げてみると解決の糸口があるものです。僕は、質問を受けたときは英語圏も探します。すると、質問者から「googleで見つからなかったのに、どこで見つけたの?」と驚かれます。
勉強にもなるし、かなりのアドバンテージにもなるので絶対にやるべきです。基礎力を身につける方法
とは言っても、「SEならではの学習方法」だけでは偏りますし、それに、実はあまり難しいことではないんです。
単に英語慣れするだけ。やはり、基本的な英文法と多くの単語は知っておいたほうが良いですし、あとできればヒアリングも欲しいです。
僕のオススメは3つあります。- キクタンで勉強する
アルクのキクタンシリーズ。
大学受験で懐かしいという方も多いのではないでしょうか。やらないと意外と忘れてるものです。
電車行き帰りにキクタンを使って単語書き取りするだけで、かなり身につきますよ。キクタンには、キクタンBasic4000とキクタンAdvanced6000がありますが、自分のレベルに合ったもので良いでしょう。
- NHK番組を活用する
言い回し、ヒアリングを身に着けるならNHKも外せません。難易度に応じていくつか番組がありますが、NHKの英語力診断テストやゴガクルを参考にすると自分が受けた方が良い番組が分かります。
- アルクの通信講座
僕は社会人になってから、アルクの通信講座「ボキャビルマラソン MUST」を受講しました。自分で英語の本を買ってきて勉強でも良いですが、通信講座の良い点は学習スケジュールや復習タイミングまで綿密に計画されているので
長続きしやすく英語力向上が望めるということだと思います。
記憶の忘却曲線を考慮している点はさすがの一言。この通信講座の特徴は「単語定着率93%」です。実際に試してみたところ、仕事が忙しくて途中で休みながらでも90%にまでなりました。
学習期間は 1日30分×週5日×6ヶ月間
残業で遅くなったり、気が乗らない日があることも考慮されてるのか勉強は週5日間。土日は遊びに集中できます。電車の行き帰り等の空き時間だけでやり遂げられます。
内容は旅行~ビジネスまで様々で楽しみながらできます。
ちなみにアルクの通信講座は、他にも役に立つものが多くあります。
通信講座選びをしてる時間ってなんだか楽しいですよね(^^)例えば、こんな通信講座があります。
- ヒアリングスキル向上の「ヒアリングマラソン・ベーシック kikuzo!」
- 英文メールを書くための「ビジネスEメール速習パック ライティングエイド」
- TOEIC 各レベル別コース
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