私は本当にグループワークが苦手でした。
就職活動を始めた頃、グループワーク、グループディスカッションで何度落ちたことか…
うまく発言できず落ち込んで会場を後にする事も何度も。
そんな私でも、就職活動後半にはグループワークが受かるようになり内定をいくつも貰うことができました。
グループワークが苦手な私が、どうすれば受かるようになったか経験談を載せたいと思います。
そもそも落ちるパターンとは
そもそも、私がなぜグループワークに落ちるのかを考えてみました。
- グループワークの流れを理解していない
圧倒的なグループワークの経験値不足です。
だって、毎日プログラミングばかりしてましたから。グループワーク苦手以前の話です。
- 発言してない
自分の意見に自信が持てない、アイディアがない。
面接官からすると発言してない人は選考できないので、評価対象外、0点ですね。 - 話がずれている
「何か言わないと」と焦り空回りして、ずれたことを言ってしまいました。自分の中で「終わった」と思い、更に発言できなくなる悪循環です。
もちろん、グループワークの進め方が上手い・下手というのは非常に重要な要素ですが私の場合、グループワークが苦手すぎてそんな高度な段階にさえありませんでした。しかも、苦手意識を持つと変に緊張してしまい、次回以降も悪い結果になってしまうという…
もう論外でした。
場数を踏んで慣れる
そんな私でもグループワークを通過するようになりました。
いきなり結論を書くと、場数を踏むと上手くなる。
場数を踏むと色々学んで受かるようになるんですよね。
で、場数を踏んで何を学んだのか。
- 前に受けたのと同じ!
実は、グループワークを何度も受けていると、前に受けたことがある!というラッキーな場面に何度か遭遇しました。前回出ていたアイディアを活用して発言するだけで、一目置かれますね。 - マシンガンのように話す必要はない
「口から先に生まれた」ような人が居て、他の方の発言権を奪うんですよね。それまでは、自分もその人以上に早撃ちをするしかない! なんて思っていたのですが、考え方を変えました。同じように話せない方が一杯居るので、「みなさんの意見を確認してみませんか?どうでしょうか?」と周りに気を遣ってみせる。チームで進めることが重要。自分が素晴らしいアイディアを持った発言をする必要は無いってことです。
- ロジカルシンキングな進め方を提案する
とは言っても、自分でやっぱり良い発言をした方が良い。オススメなのがロジカルシンキングを事前にかじっておくこと。ロジカルシンキングは、論理的思考をするためのツールなんですよね。つまり、「こういうやり方で進めてみませんか?」とか「その案で網羅できてますか?」って言うだけ。自分が知ってるツールを使う方が慣れてますから、自分の庭でやる感じ。
私はこれでグループワークが通過して内定を貰うことができました。
後日談:大手から内定を貰う人は準備をしている
確かに、私は、場数を踏む作戦で内定を貰うことができました。
でも、後で振り返ると…
場数を踏む作戦は本当に効率的なやり方だったのか? と思うんですよね。
考えてみれば、「大手企業のグループワークはレベルが高くて落とされました」し「場数を踏む前に受けた、本命はお祈りメール」でした。お祈りメールは縁が無かっただけと言われますが、それは面接以降の話ですよね。グループワークで落ちるのは企業とのミスマッチよりも、準備不足や自分の良さをアピールできなかったのが主な要因です。
それで、某大手に内定を貰った友人と話す機会があったのですが、グループワーク講座を受けている人がけっこう居ました(笑)
やはり、大手から内定を貰った人はちゃんと準備してるってことですね。
うーん、就活中は、企業の選考ばかりに気を取られていて気付かなかった…
このグループワーク講座には通学タイプもありますが、時間が惜しい就活シーズン向けにネット講座もあるそうです。
友人がおススメしてくれたのは、NTTナレッジ・スクウェア(現在:N-Academy)のグループディスカッション講座でした。
ネット講座というと少し不安感がありますが、NTT系列なのでその点は安心。(会員数は20万人以上)
オンライン動画は出先や寝る前にも見れるし、更に一番のポイントは6ヶ月間、質問し放題だそうです。就職活動シーズンのグループワーク対策をこの料金で賄えるのは大きいですよね。
私みたいに場数を踏む作戦で、10回近く玉砕すれば進歩して結果は出ます。
でも、何年も勤める会社が決まるのですから、ちゃんと準備して挑んだ方が絶対に良いです。
グループワークが上手くなるだけで、就職活動が大きく変わりますよ!