インターネット、Web等のサーバのOSとして使われています。
企業ではWindowsではなく安定性を求めてLinuxと考える顧客も多いです。
なので、規模が大きいシステムのサーバのOSとして使わる傾向があります。
Windowsと違ってコマンドを使って操作するため、最低でも少しはコマンド操作が
できるようになっておく必要があります。
また、Windowsに比べるとLinux技術者は少ないので詳しく知っておくと重宝されます。
学習方法
- LPICの教科書
LPICがフリーで初心者向きの本をネット上で公開しています。
(管理人の新人の頃の最初の仕事が”Linuxの本を読む”でした。Linuxを操作できないと仕事にならなかったのです。) - コマンドリファレンス
コマンドがたくさん書かれている本が手元に一冊あると良いでしょう。コマンドを知らないと何ができるか知らないままになってしまいます。 - 自宅にLinux環境を作る
資格を考えているなら必須。実際に動かしてみないとなかなか身につきません。Linuxには様々なディストリビューションと呼ばれる派生のOSがあります。以下は代表的なLinux OSです。- RedHat
+ 企業でよく使われてる。
– 無料では30日評価版しか公開されていないため、個人の利用は困難。 - Ubuntu
+ 初心者でもとっつき易い。
+ 個人がデスクトップ用途で使うには向いてる。
– 企業のサーバOSとしてはあまり使われていない。 - CentOS
+ 企業でよく使われるRedHatがベース。
+ RedHatとほぼ同じなので学習用途に最適。
最近だとVPSサーバという仮想サーバを非常に安くレンタルできるようになりました。Linuxを気軽に勉強できる時代になりましたね。
管理人もVPSを1つレンタルしていますが、申請からわずか20分でLinuxが使えるようになりました。
>> 20分でできるLinux環境 - RedHat
- 製品マニュアルを読む
RedHatのサイトではRedHat Linuxの製品マニュアルが公開されています。初心者が読むのは厳しいですが、ある程度スキルを身につけたら読んでおきたい内容です。なお、英語版のマニュアルもあるので英語の勉強にもなります。関連資格
- LPI
LPIC Lv1、LPIC Lv2、LPIC Lv3 - RedHat
RHCST、RHCE、RHCA
管理人の経験としては、LPIよりもRedHatの資格の方が知名度があるように思います。
ただ、RedHatは試験代が高いので、スキルを身につけるためにはまずLPIから取り組むと良いでしょう。RHCEは実技試験なので座学で得た知識だけではなかなか受かりません。
LPI Lv2までの知識がちゃんと身についてから狙うと良いと思います。
RHCEの試験を受けた人を何人か知っていますが、日頃からLinuxを触ってない人は落ちてました。関連書籍
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