今日も仕事で失敗…マイナス思考の日々
7月になると新人さんも配属されて、お仕事をされているのではないでしょうか。
仕事に不慣れなうちは、失敗はつきものですよね。
私も、新人の頃には些細な失敗から大きな失敗までたくさんやってきました。
お客様に会社レベルで土下座しなければいけない事態になりかけたり、
自分の思い込みで大事なデータを消去したり…
(今では懐かしい思い出ですが、当時は不安で眠れなかったですね…)
また、1つの失敗で動揺して更なる失敗に繋がる事もあります。
失敗すると自分は仕事がデキナイと萎縮したり、悩むこともあるのではないでしょうか。
マイナス思考に陥ることは誰にでもありますが、このマイナス思考の連鎖って非常に良くないんです。
マイナス思考の連鎖からは逃れた方が良い
なぜ、マイナス思考の連鎖が良くないのかというと
マイナス思考に陥ると会社人生を棒に振ることになるからです。
不安な気持ちから”確実に出来る仕事”だけをやるようになれば、
新たな仕事に挑戦しないので自分の成長が止まります。
更にルーチンワークを続けていると、自分のモチベーションも下がります。
これでは仕事も楽しくないので、負の連鎖です。
でも、マイナス思考の克服って難しいですよね。
「マイナス思考を克服しろ」と言われてもできるものじゃない。
そこで今回は、マイナス思考を克服するためのテクニックとして思考中断法をご紹介します。
思考中断法とは
思考中断法とは、古典的な行動療法1つです。
マイナス思考を克服するために、「考える事を辞める」を目的とした技法です。
どうやってマイナスな事を考えないようにするのか?
マイナス思考のループに入り込むかけている自分に気付き、
マイナス思考のループから逃れる
うーん、こう書くと難しいですね。
有名な方法では、片方の手首に輪ゴムをはめておき
マイナス思考に陥りかけてると感じたら、輪ゴムを弾きます。
簡単なことのようですが、身体的な刺激を与えることで
思考は中断されて、冷静さを取り戻せるようになるそうです。
え?輪ゴムが恥ずかしい?
輪ゴムはあくまでも例なので、なんでも良いそうです。
席を立ってトイレに行く、自分の腕をつねる、息を止める、歌を歌う
等々、身体に刺激を与えることならなんでも大丈夫です。
「マイナス思考を考えないように努める」は難しい
なぜ、思考中断法が身体的な刺激なのかというと、
脳の仕組み上、「考えないように努める」が難しいからです。
少し話は変わりますが、シロクマ実験をご存知でしょうか?
「シロクマのことだけは考えないでください」
こう言われると、どうしてもシロクマを考えてしまうという…
だから、マイナス思考に陥ったら、外界からの刺激の方が効果的。
私もマイナス思考に陥いりそうと気付いたときは、席を立って身体を動かすようにして気分転換を図ってます。
今できる最善を考えよう!
今回はご紹介した思考中断法の具体的なやり方には、個人差があります。
日頃から自分なりの思考中断法を決めておくと良いでしょう。
マイナス思考に陥るとストレスも溜まるし、気落ちした割には解決に繋がりません。
仕事で失敗してもマイナス思考になるのではなく、今できる最善を考えるようにしたいですね。
以上