役に立つ簿記の知識


簿記

簿記はSEというより社会人にとって役立つ知識です。簿記を学ぶメリットは 「企業のお金の流れが分かるようになる」ことです。

「企業のお金の流れが分かるようになる」とどうなるのか?
企業の経営状態が分かるようになり、コスト感覚が身につきます。

僕はITしか勉強してこなかった、典型的な情報系の人間です。IT以外は何も勉強していませんでした。

しかし、簿記を勉強して意識が変わりました。

  • この会社は銀行からどの程度の借りていて、毎年の売上、純利益がどの程度か。
  • リスクに備えたお金をどれぐらい用意しているのか。
  • 取引先の会社の経営状態をどのように考えているのか。

今までにない視点に意識が行くようになりました。

また、実際の仕事では、経理関連のシステムに携われば業務知識として必要ですし、プロジェクトリーダーになればプロジェクト収支管理で必要となります。「直接費、間接費…」と単語が出てきたときに何も知らないと本当に苦労します。

資格を取るメリット

簿記の資格を取るといくつんかのメリットがあります。

  • 就職活動で有利になる
    管理人は社会人になってから簿記3級を取りました。簿記3級自体は、就職活動で自慢できる程の資格ではありません。
    しかし、転職活動の面接で「IT系のスペシャリストなのに、簿記も勉強しているんだね」と面接の話題になり好感を頂きました。(結果、内定が貰えました。)

    SEで簿記を勉強していると評価につながります。

  • 社内評価につながる
    システム会社でも簿記2級から資格手当が出る会社があります。

  • 簿記が役に立つ仕事につける
    お金を扱うシステムの開発において簿記の知識が役に立ちます。企業のお金の流れはすべて簿記のルールに則って記録されますからお金を扱うシステムでは必ず簿記の知識を使います。

    簿記の資格を上司にアピールしてみるのも良いですね。

    通信講座・スクール

    簿記を今まで勉強していない方は、通信講座やスクールを検討してみても良いでしょう。
    非IT系の友達が「ITパスポートに比べたら、簿記3級は簡単」と教えてくれましたが、日頃は簿記を触らない私には難関でした。独学はちょっと大変ですね。

    関連書籍

    簿記3級を狙わなくても、簿記はかじっておく方が良いですよ!

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