上司からの指示や指摘に対して、「でも、だって、ですが」と言い訳をしてしまったことは無いでしょうか。
私はあります。
そして、叱られた苦い思い出も(笑)
今回は言い訳をする無意味さと、言い訳をせずに解決策を提案する大切さをご紹介していきます。
言い訳したい気持ちも分かるのですが、上司やチームメンバーが、言い訳する人としない人、どちらを頼りにするかは明らかですよね。
言い訳は無駄でカッコ悪い
例
上司「あの仕事は昨日中だろ?なんでまだ終わってないんだ」
部下「だって、昨日は突発的なトラブルがあったので…」
上司「それなら一言、相談してくれれば良いじゃないか。」
部下「相談しようと思ったのですが、最優先でトラブル対応にあたったので…」
部下は、自身の保身からついつい言い訳をしています。
まぁ、私自身を振り返ってみても、この部下の気持ちも分かります。
やはり、SEとして仕事をしていると突発的な仕事はありますから。
でも、気持ちは分かるのですが、その言い訳は無駄じゃないかと思うんです。
なぜなら、言い訳しようが何しようが、
それが、できてない事実に変わりはありませんよね?
それにも関わらず、言い訳をしているってカッコ悪いと思ってしまいます。
上記はあくまで例ですが、このような方は身近にも居ます…
否定的な言い訳ばかりは、無責任と思われることも
言い訳ばかりをする人は、素直に他人の意見に耳を傾けることができてない、
責任を逃れようとしていると印象を持たれてしまいます。
そのような印象を持たれてしまうのは、避けるべきでしょう。
言い訳ばかりをする人に理解して欲しいのは、上司はその方を責めたいのではありません。
上司が求めているのは、問題を解決する策です。
「言い訳は分かったし大変なのは分かった。この問題はどうすれば解決できるのか
案を出してくれ」
こんな心情でしょう。
問題に対する解決策を提案すること
言い訳を辞めて、きちんとした理由を述べるようにしましょう。
そして、考え付く限りの最善の解決策を提案するようにしましょう。
「申し訳ありません。昨日のトラブル対応により、仕上げることができませんでした。先方と締め切りを至急調整します。」
本来なら、昨日のうちに締め切りを調整するか、別の担当を割り当てるよう上司に相談するのが望ましいわけですが、過去に戻ることはできません。
だから、起きてしまったことは仕方がないと、今できる最善策の提案をするわけですね。
デキル人は過去を省みても、悔やんで落ち込んだりはしません。
起きている事実に対して、現状の最善策を提案し、実現に向けて行動する。
なかなか難しいですが、心がけてみてはいかがでしょうか。