自分が目指すキャリアパスとギャップ
入社した頃は、データベースエンジニアなんてものは知らなかった。
(多分、システム会社で働いてる人の中にも、データベースエンジニアを知らない人も居るかもしれない。)
それが、新人研修で、なんとなくデータベースに興味を持ち、データベース部隊に配属になるとは夢にも思わなかった。
データベースエンジニアを希望したのは、自分の中で重要システムのデータベース設計者になる目標があったからだ。
今読み返しても、自分がいかにIT系技術者を志望していたのがよく分かる(笑)
データベース設計は職人技のような高度な設計技術が求められる。
ミッションクリティカルな止められないシステム。
性能低下が許されないシステム。
難易度の高い重要システムを自分の力で設計できたら面白いんじゃないか?
だが、実際には、この仕事を担当することができないことが分かった。
毎日、障害対応の日々。
設計支援と言ってもSQLの書き方やER図の書き方を伝えるぐらいだ。
上流工程? いや、下流工程ばかり
ユーザ系IT企業の多くは元請になる。お客様と直接やりとりができるので、上流工程から参画できるので、折衝力やマネジメント力が身に付く。
だが、私が配属になったデータベース部隊は、1日のうち8割以上を障害対応に時間を割いている!
(兼務で担当したシステム保守業務も障害の嵐だった)
始めは、ITスキルが身に付くと考えて目標を持って取り組めていたがさすがに腐ってくる。
下流工程しか経験していない。
下流工程の経験だけでは、SE 35歳定年説さえ浮かんでくる…
>> SE35歳定年説は嘘、でも転職求人は減る
データベースエンジニアとしてのキャリアは?
上記の状況のため、データベースエンジニアとしての成長は頭打ち。
この際、データベースエンジニアを辞めて、アプリケーション開発に切り替えるかどうか…
この頃はキャリアパスを考えては悩むことが多かった。
キャリアパスが見えない…どうする?